あ、あれはインペリアルクロス!
前回のあらすじ
対戦相手、事前準備
対戦相手は、どらけんさん(drkn)
どらけんさんはオールラウンド居飛車党
ポイントを重ねて堅実に持っていく感じのスタイルかなと思ってます、多分、どうでしょうか?
実は、まだ余りお話したことが無いのでよく分かっていなかったり……
情報も、前回のリーグ戦と直近の24の四局しか資料が無かったのでした
全く分かりませんが、角換わりも相掛かりも指されるっぽいのでうーんという感じ
でも大抵オールラウンダー居飛車党は相掛かりを好むんですよ
理由は当然同じ感じの相手と当たった時にその将棋になることが多いから(横歩も含む)
その将棋になった時に勝てないと嫌だから、きっちり勉強して自信を持ってるわけです
じゃあまあ、そういう感じで来るとして
こっちはよくわからないから現在絶賛勉強中のカメレオンをぶつけたいと思いました
カメレオン
詳細は各自英春の本を買って読むべし
が、ここで一つポイントがありました
どう考えてもどらけんさんは72銀と上がってくるだろうということです
62銀と上がって貰えれば袖飛車から戦っていけるのですが72銀型の場合は角道開けて桂馬跳ねて持久戦模様に動かねばなりません
そこで色々考えた末に出た結論が
こんな感じで戦うということでした、つまり土俵に引きずり込んでしまうということです
詳細は伏せます、別に隠したいわけではなくまだ固まってないのでうかつなことをいえないからです
ま、上手く行くとは思わないですが折角の機会だから胸を借りてついでに倒しましょう!
それでは自戦記をどうぞ
自戦記
感想
義勇が腹を切ったので私は元気です
自戦記の最後でも書きましたが、どうにも対策を持っていったら大体上手く行ってないですね
その後で茸さん(きのこさん)と話してたのですが、個人対策をやりすぎると逆に細かい変化などに手が届かず軽くなってしまったり神経使って最後が疲れちゃったりするっていうね
うん、それだ!
自信を持てるものを増やして、自然と有利なものをぶつけられるようになるべきですね
とはいえ、今この瞬間突如強くなるわけでもないのでそういう対策も必要だったりするのは事実っていうやつでジレンマですの
それはともかく棒玉の時は自分で自分に受けてましたね
多分自分のやったことに一番受けてたのは自分、受容供給バッチリです
皆が楽しんでくれたらそれは副次的な物で
私の憧れのなぎさシステムさんがまれーに棒玉で遊んでたりするんですが、私もウォーズ初段になったら是非たくさんの戦法(モノレールとか一直線矢倉とか空中楼閣とか魔界四間とか)で楽しみたいなって思ってます
楽しそうだもーん!
で、20分を超えたときのスタミナ問題についてはやっぱりどうにかしなきゃですな
くりそらさんの仰るとおり長時間将棋になれておくべきなのかも
54金と上がる手を見落としたのは痛恨で、その時点で悲観的になっていたのはありますが……
どらけんさんの桂馬活用はすばらしい、負けたらこれが敗因ですねとか考えてたのはよくない
もっと違うこと考えて!
次回は年が明けるので、リセットして一勝を目指したいな~
宣伝
明日の16時からの予定になります!
公人直人さんの枠で詰め将棋バトルを行ないます、どうやって行なうのか実はまだわかってないので今から確認します
優勝候補は普通に考えればギアさんです
KENTOがやらねば誰がやる
あまりに多いのでちょっと見づらいです
正直5筋折衝が余りに難しすぎた
序盤
34歩は別にいいってさ
ここで端突いて圧かけなきゃでしたわ
つまりこういう形が望ましいわけです、アヒルチックなやつらにさせてはならないのは捌かせること
切られる形を潰して角の道を止めよう
で進みましてここ
銀は中央から使うべきでしたね
この形から角切りの強行がありますが、まあ人間業では内容であるやつです
切る人もいるとは思います
64角同歩45銀63角(飛車銀あたり)46歩(銀支え)73桂で次
こんな感じになると飛車切りもして、後は持ってる駒でぼこぼこにすれば良い訳ですね
飛車打って守ってきたらありがたく飛車を取り返して後手陣に打ち込んで勝ちと
うーん、アヒルチック
アヒルを知るためにはアヒルを指して見なければならないのかもしれません
まあ、やっぱ71角と引いたほうが良かったですか
次の変化が結構大事で狙いを持って指そうと言う話です
こんな感じで一歩を持つと指しやすいですし金も玉から話すことが出来るのでじりじりした戦いに出来たと思います
浮いてることを負担にしたいですね、ついでに先手から歩を打つ場所が無いことも
上手く銀を繰り出して浮き飛車を攻撃目標にしつつ押さえ込むような感じで
これで大変なことに
中盤
見ないで
これは難しいけど決められても文句は言えなかった
私も切られる手は考えてました
切られると下の通りになります
まあきつい
実際にまずかったのは4・5筋の折衝ではなくこの銀上がりでした
これによって55歩で飛車が逃げるしかなくなり、その逃げ場所が57に限定されるからです(46飛車とすると45歩~34歩で銀が26という僻地に追いやられるため)
ここはやはり覗くべきでした
角交換はどっちが得なのか分からなかったので踏み込めなかった、大体角交換に踏み切れないので弱い子です
もっと自信を持って角交換できるようになれたらいいんですが(しかしこの陣形で何をどうやって自信持って角交換できるというのか、飛車が一段目ならともかく)
こんな感じで打てたら悪くは無いのでしょう、そりゃあね(47角あわせはそんなによくはないでしょう)
クライマックス
取ったのは勝負手でしたがだめでした
45歩突き出しで我慢するべきだったと(これを我慢と言うのか?)
ごちゃったあとこんな感じになります
これは一見勝負できるようで飛車切りからの銀打ち込みは怖いです
でも45桂と跳ねられるので5筋の攻めも絡めた反撃が大きく、後手の方が指せると言うわけですか……
じゃあ取った後
あー、まあそうか
ごちゃごちゃやると
こんな感じになります(候補を二つ挙げて分かりづらいことになってます)
実は上の二つはKENTOの推奨手順ではありません、が、まあこうなるかなというのを選びました(推奨手順はかなり複雑)
歩をあわせて崩していくのがポイント
後手の指す手が無いというのがきついわけです
で、味のよさそうな53歩が飛んできましたが
うそやろ……
どれでも取れないなら、取らなければよかった
今度は逆に先手が手に困ります、手詰まりです
まるでどうぶつしょうぎみたいですね
次に55銀の所
銀で取れば桂馬が跳ねてきますが……
56歩の返しが大きかったわけですね、これで指せるの?
この如何にも自然な取り合いが、こっちの優勢だと思える大局観が必要でした
まだ持ってないな
今後はもっときますね
例えば、46銀と出たのに対して飛車を打ちおろしても
色々な楔が大きいのと最悪左にも上にも逃げられるため、後手玉は早々捕まりません
銀成に同金とすると金が上ずってしまい67歩成同銀で77地点がぽっかり開くと
桂馬がいなくなった弊害はそこにあったわけです、これは覚えておきたい
まあ簡単には決まりませんが……
最後の局面
ぐぬぬ、54金さえさせれば割りと自然なのでなー、85桂は打てるかはともかく!
どらけんさんが悔やんだところ、53歩だとどうなる?
結論、死ぬ
では角に対してどうすればよかったか
もっとがっちり打つべきでした、ケチってはいけなかった
けちったせいで後で桂馬投入せねばならなくなったし
終盤
ずっと付きまとう75歩
これは候補に頭の中ででてたので指したかった
桂馬取られた手がきついかと思って指せなかったんですが、そうでもなかったんだなぁと
46角の王手で金を抜くことが出来るので、分かってたんですよ!
でも、46角が浮かんでしまうのが嫌だったため踏み込めなかった)
だが良く考えると先手は歩切れであった! そのため勝負になったのである)
攻めなきゃだめだねぇ、弱気はダメ!
勿論65金とされたらまあちょっと時間稼げますからね
雲泥の差
こっちは私の願望
実際はこう
うーん、何て違いなんだ!!
すばらしいやられ方をしました、さすがっす>どらけんさん
43桂はちょっと温かった気はした
のは間違ってなかった
ここで75歩の話が出てくるのだが……
KENTOちゃん、その飛車は私には打てないよ、多分77歩打つと思う
それでもきついので結局きつそうですね