箱根
なんとか今年の箱根も無事に乗り切ることができました
一昨年のことは見なかったことにして……
さて、私は昔から早稲田を応援しています
よく「早稲田出身ですか?」と勘違いされているOR心のどこかでそう思われていることがありますが、早稲田とは何の関係もございません
親族に行った人もいない、そういえば
そもそも幼稚園の時から応援してるから入ってるとか入ってないとか関係なかった
事前の話
今回の箱根の前に、今年はコロナのせいで極めてシーズンが特殊化しておりまして
出雲は中止、伊勢は予選が新しい形で行われる(オンラインで繋いでとか)など色々ございました
その中で、我らの早稲田は伊勢をそこそこの成績で乗り切ることができたのです(5位)
明治に負けたけど
まあ5位ならいいでしょうと
箱根なら駒澤青学東海、加えて東洋には負けるけど明治と競って5か6位になればいいかなーなんて考えてたわけです
なんと言っても選手層が若干薄いのが早稲田の厳しさ
薄いって言ってもそんな薄いわけではなくて、上に上げた4校が分厚すぎて相対的に薄くなるのです
こうなると往路序盤かっ飛ばして無理矢理ペースを掴んで戦うのが当然の戦略になります
3区までで3位とかに入れば自然とその後の選手もノッてきますからね
なんで相良監督もそうしたかったんですが……
往路
エントリー変更で中谷選手が一区から三区に
どうも情報によると先日の大会の疲労が残っているらしく早くも不安が募ります
しかし一区はしっかり前をキープしてスローペースを乗り切り4位で襷をつなぐも、二区の太田選手がスピードに乗れず大変なことに
続く中谷選手も調子と向かい風でそこまで力を発揮できず(とはいえ区間6位なんですが)
どうすれば……となったところで現れたのが4区の鈴木選手
救世主の如き走りで3位に上がってくれました、神か
が、やはり早稲田の鬼門は山登り……
大体山登りが苦手なんですよほんと、うまかったことは稀
たまーに上手く走る選手がいても、次の年もう一度任せたら上手く行かなかったり……
てなわけで、足がつって止まりかけた青学より遅いタイムが出てしまい(こっちも止まりそうになってた)一気に11位でシード圏外に吹っ飛んでしまって往路終了
復路
お通夜モードで迎えた復路です
11位とはいえ、すぐ後ろの青山には確定で抜かれます
抜かれないということは万に一つもありえないので実質12位です、あいつら復路にも実力者が揃ってますから
ではシードは難しいのか?
ノー、冷静に考えてみました
このあたりが上から降ってきそうなチームです
逆に下から上がってきそうなのは……あんまりなさそうです、実力的にありそうな明治ですが朝の段階でそこそこ離れてます
ということは3つどうにかすればシード圏内に入れるはずなんです
これは割とあり得る現実ではないかと考えました
最終的に東京国際あたりと戦うのでは……と
六区は青山に抜かれて拓殖にも付かれたものの、最後に突き放して位置キープ
七区は四年の宍倉選手が死にそうになりながら粘って落ちてきた神大を抜いてシード圏内に復活
変わりに東京国際が区間賞出したせいでめんどくさいことになります
このあたりから、駒澤が中々創価に追いつかないなとなってきました
もう少し詰めないと逆転しないのでは……?
八区途中で帝京と並びます
これによって二校でシード確保のためにペース維持が可能となりぐっと楽になったと感じました
そのまま前を追っかけて九区で東京国際、國學院、順天をとっ捕まえます
中々詰まらないどころか創価の九区の選手が区間記録ペースで快走して、これは大アクシデントがなければ創価の優勝だろうと考え始めます
そして十区
早稲田帝京は仲良く走ってるのでまあシードは問題ないだろうとなり、ヨカッタヨカッタとなっていたところ……
駒澤がよもやよもやの大逆転
日差しが強くなったのとプレッシャーとかからくる脱水症状で少しふらついてたところを一気に詰めきったのは恐るべしでした
少しふらついてても1キロ3分半で走ってるんですよね……でも3分ペースに対して1キロで30秒も差が詰まってしまうのでどうしようもなかった
ああなると追うほうが元気でますからね
こんなことになるとは……です
最終区逆転は二十年ぶり、あのときはそもそも駒澤が九区で少しだけ逆ったのを順天が再逆転するという展開だったんです
3分差ひっくり返しはアクシデントないと無理、とは思ってましたがいざ起こってしまうと中々辛いものです
が、大八木は執念で勝ちに来るよなぁと改めておっさんまだまだやれるじゃないかとなりました
誰だ引退とかいう記事流したの
結果
シード確保!
まあまあ創価の分除けば予定の順位でしたね
来年は中谷のラストシーズンなので万全に頑張ってほしいです、イキのいい一年も入ってきてくれ〜
往路優勝したいなぁ……