完成した作品
いや、3時間もあればそりゃ書けるといえば書けるんじゃ……
本企画
【配信告知】
— 四宮式🎻📕小説/ボイス作成系VTuber (@YotsumiyaS) 2021年3月31日
4月3日20時~
第1回「小説RTA」開催いたします。3時間という制限時間に、人間はどれだけ小説を書くことができるのでしょうか?文字通りのリアルタイムアタック、お楽しみに!
イカれた企画に3人のゲストと共に挑みます!https://t.co/9tAf8UbbrN pic.twitter.com/g1pGoTRTFH
四宮式さん主催で行われました
15分ライティングとかで一文字も書けない私は本当に書ききることができるんですか??
下準備
四宮「プロット準備しといていいよー」
ウンフェルス、アクセラ「はーい」
モコナ「ヨシ、ロブロイさんとの記事を書き終えたな!」
……
ヤババ
お題メーカーからランダムお題を引いて、好きなカプで1500字くらいのを書いて一本完成ってことで手を打てんのか?
短めの一本を書いて、その後はずっと詰まってるSSに手を付けてそっちは終わりませんでしたみたいな展開で行こう
そうだそうしよう……
というのが当日夕方に考えていたことでした
ある種この作戦立案がプロットとも言えなくはない
実際の創作風景
立ち絵、結局アクセラさんのしか出てないじゃないのー><(すみません)
完走した感想
ぎりっちょんできました
SSの苦悩
60分一本勝負とか流行ってた時期があったじゃないですか
今もイラストはたくさんやってる?
それはそう
SSもまれに開催されるんですよ
問題は参加者があんまりいないことと、出来上がったものを読むのがめんどく……時間がかかったりするのと
参加者が多いと一つ一つの反応がいまいちになったり、うちわの閉じたやりとりだけになったり、とにかくSS小説へのレスポンスはTwitter上ではどうしても難しいんですよ
ノットフォーミーなものも含む文章への感想を投げかけるなら、ある程度の閉鎖的な場所の方がやれんことはないって話です
話がそれました
オチ
お題からプロット抜きで進める中で、やはり鍵になるのは落とし方を決めておくことですかね
着地点が決まっていれば見切り発車でも時間逆算進み逆算で中間の膨らませ方を押し止められます
今回の場合梨子一人称だけで押し切ってます
そこに曜ちゃんの視点を持ち込んだりすれば、膨らますことが容易です
容易ですが、持ち込むということは別要素をやはり付与することになるでしょう
それは曜ちゃん側の期待や緊張を描くのみならず、若干のずれをふくませたくなりません?
二人がぴったりなところを見せるという手もあるので一概にそうも言えませんが
が、ずれながら合わせるという展開の方が好ましいと考えると、別途付与する部分を用意しなくてはならない
それは梨子側を書くときから考えるか、書いてから考えるかどちらにせよ考えることの量が増えて手が止まる時間が長くなるはず
今回はその辺りを捨てて、ストレートに片側から進めたので早く終わらせました
文字数の大半は梨子の心情をそのまま書いただけなので嵩増しになってるだけではあります
私の梨子ちゃん像がこう決まっているわけではなく、今回のようりことしての梨子がこうってなる
シーンが違えば違うし作品全体の雰囲気に合わせて心の中の書き出しなんて変わっていくものですし
今回は極めて軽い感じで、春らしくやってみました
保持パーツをいかに使いこなすか
もう一つ、短時間で書き上げるために必要なのは引き出せるパーツの量です
パーツと一言で言うのは簡単ですが、様々なパーツが存在します
例えば今回の場合、御題をセットした後にありきたりのオチを引き出したわけですが
・花見の花を女性に
これはまあ大体の人が思い浮かべる発想と言うべきでしょう
こういった王道も一つのパーツであります
これをオチにするか軽く触れるだけか中間オチにするかとかはまた色んな手があるでしょう
・悶々としてることを、好きな相手がすぱっと当ててくれてハッピハッピー
こういうのもまた筋の一つです、今回も使ってますね
他には
・パニックモードで支離滅裂な脳内思考を披露させる
これは多用は微妙ですが、短編で押しきる分には使いたくなる技
・心情のところどころで相方を誇る、可愛がるワードをちりばめる
等もテクのひとつ、使用量は内容の軽重で変わってくるやつ
・他の友人への発想と、意中の相手に対する発想との対比
等もまたこれはこれと言うやつですね
将棋でもそうですが、こういった筋を使用するかどうかも含めて大きな流れの中で無理や矛盾が発生しつつも纏めきって終盤、落ちへ持っていくというのが
作成慣れをしてくると段々早くなっていき
早くなれば見直し書き直しに抵抗が無くなっていく
なぜなら、一旦真っ白にしても素早く作り直せるならもう一回作ったって別に問題ないという心の余裕が生まれるからですね
ここが、結局場数を踏まねばならない理由じゃないかと思います
まあ私は書いたものを明日には忘れてるんですが……
これは小説の場合で、自分に関する記事については書いた事を結構見返して覚えてたりします
執筆責任をどこまで感じるかの違いなのかも
その責任を感じるにしてもやっぱり頭から出てくる速度が早いと感じた責任に対して取るべき対応をやりやすいっちゃあそうなりますか
内容
劇場版後の話
劇場版の思い出が薄らいでいるので、設定が怪しくなってきた
本当か、これ本当か??
大丈夫かー、何か嘘くそが入ってるような気がする
え、そもそも二人は原作で付き合ってないとかそういうのは目をつむるとして大体あいつらの春休みってどうなってんだよ……ってなるやんなるやろ?
無印もサンシャインも春休みが2ヶ月くらいあるんだよ多分あの世界は世界線が繋がって無くても
うんそうそう、そうに違いない
さて
JK梨子の心境をどこまで理知的にしたり子供っぽくしたりするのかというバランスは結構苦慮してます
というか高校生と言うのはわれわれが思っているより大人びているし、我々が思ってるくらい子供でもあるからです
まあつまり大して変わらないってことですけど、その場合どういった感じにするかは作品全体の雰囲気との兼ね合いになるはずでしょう
別にキャラクターの人権云々といわなくても、自分の描くキャラを無意味に賢そうに見せかける(当社比)ことは必要はないし、かといって無邪気にしすぎるのもそれはそれで嫌なわけです
限った場面、絞った視点に置いて役割としてのそれを見せつつも自分の好きになった部分というのを盛り込んで一種のバランスを取りたい(そのバランス自体がそもそも傾いているキャラクターの場合は傾いた形で釣り合わせる)
そこには常々気を配りたいとは考えてます
そうなるとどうしても原作におけるキャラクターとは乖離を発生することになるでしょうが、それこそが二次創作の面白みであると考えているので
逆に自分で作ったキャラクター性に自分自身が縛られるのもそんなに面白いものでもないなと思ってるところはあります
作風、という言葉で済ませるのはそこまで好きでもない
人の作品についてはそれが味なことの方が多いので気にしないんですけどね、売りにしちゃってる人は売りになってしまってるから……(それが好きでやってるのかどうかを疑っても分かるわけの無いことですし、きっと好きでやっているという判断の上で見る以外にほかは無い)
ちなみに脳内をもっとも書きづらいのが千歌ちゃんです
アニメ千歌ちゃんの脳内は私には理解が難しい、これが私がサンシャインアニメがどうにも乗り切れなかった一因なのですが……
カップリングとしてようちかを描こうと思った時についぞきついのは千歌ちゃんをどこまで成長させたり前に進ませたり前に進む力を人に与えたりする存在にするか、しすぎてはならないかという線引きですな
はいその話は止めて
もっと書きたいことはあったのですが
例えば書き加えるなら曜ちゃんの質問への受け答えに対して梨子が嫉妬するみたいな情景は加えられるならちょっと味付け的に欲しいところじゃないですか
俗に利くやつ
でも、それはそれでテンポが悪くなるなと思って省きました
他のメンバーの絡みを軽く交えていくと厚くできますが、朝の一シーンという軽さがどんどん減っていきます
毎朝ガンガンやり取りするのがJK事情であったとしても、そんなにやり取りしてたらめんどくさくない? 低血圧だったら朝じゃなくて夜やりとりするんじゃない?
そういう変なところにこだわったりしたりするのは楽しくないですか?
梨子が低血圧かどうかなんて知りませんけど!
そういうことを常々考えてる変態強者たちが、よきSSを作り上げていくのでしょう
私はパロディに向かいます、またパロディ内でそういう設定を深めるほうに向かいます
タイトル
タイトルが一番適当、これはナズーリンですよ?
でも湊って曜ちゃんらしいじゃない?
そうでもないか
それはそうと、普段はパロディを書いてるのでタイトルに困ることはあんまりないんですよ
もしくは時事ネタを書くにしても
書き始めるまでに時間書けちゃうタイプなのでタイトルはその間に決まってることが多いです
だから今回は焦ってつけたタイトルになったんですが、逆に言えば焦ってタイトルをつける時って楽曲名からつけてしまうんだなと気付いた
世の中の楽曲名タイトルの作品や漫画の回は、皆焦ってつけて引っ込みがつかないからそのまま続けてる可能性……???
次の予定
V名人戦観戦記(将棋)の方をやりながら、ずっと止まってるほのえりSSを書きたいなぁと思いつつ
古戦場や