ほのえりは世界を救う

答えは得た――高坂絵里

どうぶつのしょうぎ屋さん ~ 第三回:どうぶつしょうぎで意識したらちょっとだけ幸せなこと+学習方法の一例

これまで

 

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多分、当日開始前まで間に合いますよ~

 

配信枠予定地:2022年3月5日(土)13時~

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どうぶつしょうぎで意識したらちょっとだけ幸せなこと

また実践から話がずれてしまいます

が、ある程度こういう意識を持って指してるんだということを一応説明しておかないといけないですからね

 

実際はほとんど意識なんてしてないとしても……!

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どうぶつしょうぎは後手が必勝!

というわけで、格言か念仏めいた何かを用意いたしました

間違っている可能性もあります

 

駒得は基本的に大正義

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図1:適当に先手に駒得させた

将棋で1枚歩を損したとしても、18VS20でまあそこまで差がつくわけではありません

でもどうぶつしょうぎに駒はお互い4つしかありません

つまり

図1は戦力が5:3になってます

しかもこんな狭い盤面でです

利きの数が5:3になっていると考えてください

 

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でも資源が……

将棋と同じく決着をつける(詰み・トライ)時は除きますが、基本的に駒得を目指しましょう

つまり、2枚替えを狙いましょう

 

 

恐れずにライオンを前に出そう

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図2:ライオンは駒として強い

ライオン本体がアタックするわけにはいきませんが、全方向に利きがある以上支えとして大変優秀です

こんなやつが前に出てきて追い戻せなければめちゃくちゃ圧迫です

図2では、先手から何かしたくても何もできないです、つらい

 

さらにもっと重大な意味があります

 

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図3:そもそも前に出られるとトライを狙える

こんな感じでライオンの前が開いていたら、トライを狙えます

なので、狙える時は積極的に前を狙いましょう

(もちろんライオンが前に出ればあたりも強くなりますが……)

 

相手ライオンをできる限り押し返そう

前項の裏返しです

基本的に前に出てきたライオンは強いので、さっさと押し返しましょう

うまく押し返せばライオンの支えがなくなった駒をポロっととることができます、つまり駒得です

 

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図4:ぞうがボロっととれる、割と出る

二段目のひよこやぞうを三段目のライオンで支えている時ががチャンスです

 

トライと詰みの両にらみで攻めよう

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再掲図3:この局面はトライと詰みの両方を狙っている

図3をもう一度見てみましょう

もちろんC4へのトライを狙っていますが、もう一つ狙いがあります

例えば図3からC4ひよこと打って止めた場合、B3ぞうB4らいおんA4きりんで詰みます

 

困るわ……

 

他にも見てみましょう

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図5:先手はトライか詰みかどちらかを食らう、考えてみよう

せっかくなので考えてみてください

どうあがいても先手は負けます

 

このように両方を狙うことで、受けきれなくするというのが一つの定番です

なので、押し返されないように前にライオンが出るというのが非常に重要なわけです

 

王手がかかるかどうか

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図6:図5の二手前になります

王手がかかるかどうかというのは、意識するというよりも局面として重要という感覚です

将棋でも王手は先手を取れますが、どうぶつしょうぎでは王手は先手を取れるうえに合駒の概念がないからライオンは基本的に下がるしかありません

 

図6において、もし手持ちにぞうがあればA3かC3にぞうを打って王手をかけることができます

しかし、ぞうがないため追い返せないというわけです(B3に何か打っても同ぞうで駒損になるだけである)

このことを意識して手順や局面の違いを見てみると面白いかもしれません

 

生贄

アステカの固有建築物ではありません

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図7:贄を捧げよ

頻出局面です

B4ひよこ成を止められないじゃん!

と言いたくなるところで飛び出したのが図7のB1ぞう、通称「いけにえのぞう」

こいつを取ってくれればA3のぞうが浮くので、当面の危機は脱することができるというわけです

 

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図8:こちらもよく出る、最後の抵抗

図8、ただのきりんを打ってきました

これを取ってしまうとC2ライオンと出られて大変なことになります

 

生贄は相手ライオンを押し返すパターンと、自分がトライを決めるときに発生することがあるので狙ってみたり注意したりしましょう

 

 

相手の手を枯らす

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図9:何も指したくない……

どうぶつしょうぎは盤面が狭いです、駒は4つです

手詰まりが発生しやすいです

図9のようになってしまうと、先手から手がありません、確実に駒損します

つまり、相手の指し手を無くしてしまうという発想が生まれます

(実際は図9での手は、B3きりんの方が厳しいのは内緒です)

 

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図10:今日の実戦でちょうどいいのが

これも同じく先手に手がありません

先手は駒が全部盤面にある上に密集してしまって動かすと確実に駒損します

(A2ひよこだと即詰み、A2ぞうはタダです)

パスができませんので

 

こういう手を指せるようになると、どうぶつしょうぎを強くなってきた気分に浸れます

 

手待ちを覚えよう

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図11:ぶっちゃけここで手待ちするのは暗記の範囲なので……

 

昨日都賀町さんが後手で間違えた局面を勝手にピックアップしました

 

www.youtube.com

 

図11での正解手は矢印にある通りB1ライオンと手番を渡すことです

もちろん手番を渡しているだけでなく、自分のライオンの位置を調整しているのですが……

自分から駒を打ったりアクションを仕掛けるとバランスが崩れる局面というのが多々あります

他には、こちらから仕掛けると逆にこちらがつまされるので一手相手に動いてほしい

そういう時必要なのは相手に手を渡すということです

 

これがどうぶつしょうぎでは頻発します

定跡中不可解な動きをらいおんがしている時は、たいていこの手待ち手渡しなのです

 

『理屈』

らいおんだけは全方向に動ける→奇数手数で同じ位置に戻ることによって、相手のぞうやきりんの前後の動きに対して1手多くかけて手番調整が可能になる

 

まあ、理屈はともかくそういう手が必要なんだなって覚えてもらうだけでもいいです

 

 

持ち駒の重要性⇔盤面の駒の重み

これはちょっと難しい話

さっきからの話で、手詰まりを誘発されると困るというのはわかったと思います

持ち駒があれば、それを打つことで解決できる可能性が広がります

つまり、なるったけ持ち駒は持っておいた方がいいのです

 

でも

 

盤面上に駒がないと大変ということもあります

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再掲図6:盤上に駒がないのでうまく弾けない

一方的に相手の駒が盤上にある状態で、王手で相手ライオンを弾けないと一瞬で寄ります

これは相手にも持ち駒があるからなのですが……

 

というわけで、狙うのは

相手の持ち駒を枯らしつつ自分の持ち駒をなるべくキープする、です

 

 

分からなくなったら知っている局面に導こう

これはどちらかというと実戦における心構えです

先手はあらゆるマクリ筋を仕掛けてきます

簡単に言えば、後手番が知らない局面に誘導しようと必死に頑張ります

 

これを耐えきるには、自分の知っている勝ち切れる局面に持ち込むことです

複雑な局面に付き合う必要はありません、自分が知っている形と合流できそうなら手数がかかってもそちらを目指しましょう

どうぶつしょうぎウォーズの切れ負けを回避する場合はその限りではない)


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どうぶつしょうぎの学習方法あれこれ

今日は結局実戦的な話ではなかった

 

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最長定跡

ぞう無双

控えのひよこ

振りきりん

ぞうきりん

 

これら五つの定跡の最長手順をまずざっと流して見てみましょう

後手番の気持ちで

できれば覚えてしまえるとグッド

そこから話は始まります

 

実戦修行タイプ


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早速どうぶつしょうぎウォーズに行きましょう

81道場は相手が存在しな……少ないです

どうぶつしょうぎウォーズの方が一応人がいます(同接35〜60人くらい)

最悪botと対戦できます

botと戦うのも手です

 

先手番で負けるのは置いときます

後手番で負けたら、負けた理由を精査します

 


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推奨していいのか分からないですがネコ目しょうぎアプリを使うのが手っ取り早いです

ふたりで対戦を選択→即座に投了して解析ボタンを押し棋譜を再現する

これでどこで何を間違えたからひっくり返ったのか分かります

ついでに最善手や派生も全部教えてくれるのでついでに見るのも手です

 

もう一つの手があります

上達してからでいいのですが、マクリ筋を食らったら別の強い人に先手でそのマクリ筋を食らわせれば正解を教えてもらえます

 

これも一つの解法

という感じでやってけば、きっちりと進めると3〜5ヶ月かくらいで初段になれると思います

多分

早い人は4ヶ月で2段とか3段になれるそうです、若い人は成長が早いねぃ

 

理論武装タイプ

もう一つの道です

ていうか並行して進めましょう

 

各定跡の変化手順(+穴ライオン定跡)を塗りつぶします

定跡の分岐穴埋め

一手ばったりや一手で決着が遠のくような難しい局面をピックアップして正着を覚える

 

これもネコ目しょうぎを使うと割とわかりやすくピックできると思います

 

 

まあ、私はこれやろうと思ってAnkiに叩き込もうとしてめんどくさくて断念しましたがね!

 


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この2つを適当にやっていけば、あなたもどうぶつしょうぎマスターに!

 


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次回

最終回!

 

重要局面一覧集、作成の予定です