ヒーローだったのかと言われたらそうではなかった
でも
いなくては絶対に優勝できなかっただろう
運をつかめる監督が優勝するのだ
それを間違いなく持っていた
というそれっぽいことは置いといて
福良との長年の信頼関係
阪急・ブルーウェーブ・ハム、そしてハムに懇願して戻ってきてもらったこと
小林宏との信頼関係
入った93−97の間バッテリーも組んだ
オマリーに投げたあれもある
この2つこそが、三連覇の原動力だったと言いたい
阪急・ブルーウェーブ時代の選手がスタッフとして戻れたということが、ようやくこの球団の呪いが解けたということだった
このことは長年……ブルーウェーブのファンであった人にしか理解できない
それ以外の人はすべきでないししても嬉しいことはない
苦しみだった
歴史の断絶を食らっていたのだから
それをこの3人がある意味形として戻したと言える
田口もそこを理解してたのではないかと思う
知名度で言えば、田口を次期にと思っていた人も多かったはずだから……
中嶋のマジックの源泉は、一軍と二軍の有機的連動により好調選手を回し続けることだった
これはかなりの負担を監督にかける
我々の想像を遥かに超えているだろう
事実途中倒れた時あったわけで……
守備位置や配置すらも複数用意させて競争でチャンスを掴ませて行く形
本人が空気が弛緩したといっているのはここが上手く回らなくなったということ
硬直化はどこかで起こるのだ、それは様々な理由に起因するのだが……
あえて言えば次世代選手たちの大量の怪我が、競争を緩めてしまったせいはあるから(レフトの契約は多分今年だけのものと見ている、来年からは調子悪ければ落とせるよ、本人のためにもそうであるべきだった)
来年は一年怪我しないことを重点においた、狙わないシーズンを意図的に作る可能性を示唆しておきたい
中嶋が監督だとずっと狙い続けないと行けないからね、それは三連覇したことによる代償(勝てというプレッシャーが外部からかかるから)とも言える
岸田は監督に向いてるとは思わないが、適任とも言えるのではないか
ファンにはあまり面白くない2年くらいが来るだろうが、そんなもんだよ
ホークスほどの巨大な厚みがない以上はね