ほのえりは世界を救う

答えは得た――高坂絵里

『星のお姫様』(真姫ちゃんにスタークラウンを載せたらどうなるのっと)を書いてみた感想とかなんか

【作品本体】


https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10178230

まあ↑を読んでから下は読んだほうがいいかもしれない

いや、そりゃそうだろう
それでもこちらから読みたいという奇特な方は大歓迎です


【経緯】


私「真姫ちゃんにスタークラウンを載せたらどうなるのっと」
S氏「高飛車なピーチが生まれるだけ(マジレス」
私(……)

私(……)
私(なるほど、それを元にSS書くか、意趣返しを込めて



【どうしてこうなる?】


私がそう思うんならそうだろう、私の頭ん中ではな

でも、あんまり皆には受けてない所を見るに、そんなに面白くはないのかもしれない
自分でも不完全燃焼気味なところはある
快活さが若干欠けてる嫌いはある、しかし寝起きなんだよこの穂乃果は

例えば、タイトルを直球にしたらもっと読まれたかもしれない
こういう時事ネタはそっちの方がいいんだろう
まあ、その瞬間の風速だけを考えたらそうなんだろうが、長い目で見たらそうでもないかもしれない、そこら辺も含めて練習中なので余り気にしてはいない(ちょっとは気にする

後、別に意趣返しの事を抜きにしても多分ほのまきになってたと思う
このネタチョイスの時点で、他に適任者がいなかった


【こんな2000字でもそれなりに考えることはある】


・今回も一人称に挑戦

一人称といっても余り状況説明を交えていきたくない、という感じでやってみたかった
それは前回と一緒
とはいえ前回と違うのは場面転換無しで、移動などがないということ、その点は楽

場面切り替えでやりやすい方法は一人称の主体そのものを切り替える方法である
これはよく使われるし、今手元でエターナってるほのうみSSもそれをやろうとしてる
ことりが難しくて詰まってる

閑話休題
起承転結とはいかないが、転の部分で真姫に経緯を吐き出させてみた
これはそこまで伏せておいたからできるわけだが、伏せるということはそこまで状況がぼやけることも伴う
すると、なんだかよく分からないまま読み進めることを読者に強いるわけで
たとえ2000字でも上手く伝わってない可能性というのが怖いね、怖いです
実は書いてしまったら余り読み返さないタイプなのですが、書いてる最中は行ったり来たりしながら表現描写の修正を繰り返してしまうやつです
シーン単位でしか見直さないけど


・西木野さん

真姫という人間がわざわざ脳内で周りの情景に言及をしてくれるのか?
という問題はあるわけです、たとえそれが話に資するとしても
理由を立ててやればそれなりにやってくれそうではありますが、自然さが損なわれる部分もあります
つまり、若干のパニックめいたものとかコミカルさをつけないと……と感じるわけです
この点、海未は勝手にやってくれそうだし、花陽(非タスケテー)も大丈夫そう、ことりや絵里や希も客観的に話しててもそこまで不自然さを覚えない
にこは落ちをつけてもよし、パイセンにしてもよしと万能選手(ゆえに頼りすぎは禁物と言える、今さら……言うことではないですが)
穂乃果と凛はコミカルな方がやりやすいかもしれない

当社比です、勿論シーンやキャラクター、展開に応じて変わるものです
というか融通を利かせるものと言えます

しかし西木野さんはそうなるかと言われるとなれるけどなるのは難しいわけです、特に主格で取り上げた場合において
別に本人に柔軟性がないのではなく、柔軟性を付与した本人を主とするにはある程度の積み重ねがいる……

変な話ですが、想定読者の中の真姫像というものが少々固定化され過ぎてるのでは? という気がしているからです
何も悪くないけど、書く方には少し不都合
少し成長して持ち前の柔らかさと優しさが滲み出て、更に余裕を持ったパーフェクト西木野真姫……の片鱗を魅せる文章を書いたとしましょう
短編でそれを書いたら恐らくこう思われてしまう
「この子はだぁれ?」

西木野真姫の名前のついた謎の存在に思われるのは中々怖い、いや、イケるか……?
しかし無意識にこれまで読んできた西木野真姫(二次創作が大半)の集合体に寄せておいた方がよいのではと考えるところもあるかもだし……
それがある種共通幻想西木野真姫を形作っているのだからいいっちゃいいんです
それも含めて西木野真姫なんだと割りきった上で、書きたい作品に合わせて都合よくカスタム少女するべきなんです

真姫ちゃんはそんなこというかもしれない

私は水深さん(@sui3ng)の真姫ちゃん好き、あそこまで振り切れてたら好きです

語尾は気を付けたものの、たったこれだけの会話で語尾被りの難しさをつきつけられました
体現止めを増やしてもよかったか……?
それもほのまきの関係性の問題も含めた話になるので今一感もありとなるのです

とはいえ、園田海未ほどには書きづらいとは感じない真姫でした
頭の回転は早くても脳内でいちいち思考を反復させたりしなさそうかなと思ったからです


・穂乃果と真姫

軽く
関係性とかについて詳しくは他の人に聞いた方がいいよ
多くのほのまきSS書き(または書いていた人)の方が詳しいはずだ
ここでは口調のみ
穂乃果はまあそんなに変えなくてもいいかな、となりますが後輩に対しては少しだけ甘えを控えめ(少しでいい)にしつつ優しさを滲ませたいところですね
真姫に対しては、凛と一緒に遊ぶのとは違って、何というか先輩風を少し混ぜてもいいかなと感じるのです
つまりお姉さん的な
真姫は穂乃果にどう接するかはそのシチュで様々でしょうが、3年組(にこ除く)に対するよりも雑にしつつも逆に近さをより織り込んで……みたいなことを妄想しますね
私の中で真姫は旧ツンデレでも今のツンデレでもなく、単に……世間に対する軽い反抗期程度のやつです
初期設定真姫は高飛車なのかはちょっとわかんない(本人の脳に注射すべきでは? いや、公野の脳か)

とにかく、なんだかんだ真姫が穂乃果に敬意を持っているのを会話の中でほんのりと出せたら素敵かなと考えるってことです

できるかって言われたらむずいわ


・台本的なイメージの取り方

想像段階で困るのは、台本的な……というより紙芝居的なイメージが湧いてしまうところです
何か問題があるのかというと、周囲の情景や動的な表現が伴わない
動けば動くんですよ、でも動かないと動けないというか……

後、キャラがぼんやりしてる
確かにそこにキャラはいるのに、その細部を示せない
漫画読んでてキャラの服装を一々コマ単位でじっくり見ていきますか?
しないんです、だってもう最初の登場の時にある程度見てしまって後は固定で流すから
ところが作る側になると、この最初の登場のとこで一気に読者に植え付けねばならない
小説では言葉にしないといけない
が、そのイメージが、ないまま台本的に進めてしまってる脳内

服を着ないキャラが脳内で動いてんですよ、お前らは裸か
サウナが君たちの世界ではないぞ(そんな漫画あったね)

そういうのって凄く書きっぷりに影響を与える
やはりイメージと言うのは固定させるに越した事はないのだ
女性の服装やアクセや小物や持ち物なんて気にしゃせんかんな、ごめんね、もうちょっと気にするね


・創作の活力

私の場合、アイデアか義侠心か恨みかの方が書きやすいですねまじめに
キャラ幸せのために書けるのかと言われると、グラブルやってたら中々書けてないということは幸せはそっちのが上なのか……となります

突飛な、誰も考え付かない発想
発想は借りものでも、展開は他者と全く違うものができる
このコンボは自分以外できまい

というのの楽しみが強い

後は他の人のために書く方が、なんてーか身にあってる
結局は他人のためという言い訳で自分を動かしたいがためというやつです
踏ん切りつけやすいし期限があればどんな質でも完成を目指しますからね

そして最後は恨みですね、軽いものから重いものまで
許さない、絶対に……
久しぶりに一年前の事が話に上って瞋恚の炎を胸に灯し直しました
いや、うん、いいんだけどね別に


おじさん、俺、有名になるよ


今これ書いてる瞬間が多分一番楽しい
そう思う


【意味不明なあらすじ】


む せ る


【ご支援】


毎度ご支援賜りありがとうございます
HNを統一しないと、どうも現ツイッター垢の名前をそのまま呼ばれてしまうのでまずいなと思ったりしますがどうしよう


【製作期間】


書くと思い立ってから2日間
書いたのは多分4時間くらい、詰めの細かい部分はもうちょい
もう少し早くなりたいところですが……


【完走した感想】


旬の魚は時宜を逃さず食べるべきである
つまり、もう少し早く出せばよかったねってこと

【次回】


ようりこ海賊パロの触りを出せたらいいなと思っていますが、多分それは次々回ですね

いよいよ、キャスティング完了。