ほのえりは世界を救う

答えは得た――高坂絵里

Pixivに上がっているラブライブSSの感想(8/17-22に読んだもの

・前提


そもそも文章の感想というのは一個人の感情や見解、立場や経験、読んだときの心理状態、果ては直前に読んだ文章、といったさまざまなものが影響して出来上がるものである

つまり、とてもとても感想というのは制御できるものでもないし一意に定まるものではないし、ましてや正解などというものはありえないということである

人の感想を気に食わないと思うこともあるかもしれないが、それはその人が感じたものなのでむやみな批判をすることは難しいということだ…自己弁護のためではなく、他者も含めて難しいと思っている
勿論余りにも不当かつ不自然かつ病的に作品や作者を貶めにかかろうとする場合は批判すべきだろうが、それでも個人の問題であり中々立ち入るのは難しい

まあ批評とはちょっと違うんだよ、ってことと
こんな作品もあるんだなー、そしてこいつはこの作品を読んでこう思ったんだーくらい思って貰えるとありがたい


・だから


これはむしろ、作者さんに「私は読んだぞ、私は読んだんやぞ!!」とお伝えしたい、くらいの話である

後、個人的にいい作品・凄い作品・凄まじい作品を皆さんに拡散するのも多少の目的ではある

でも読んだのを片っ端から感想出してるから意味が無いんだよなぁ


・SSを読む規準

Pixiv小説にて 検索:ラブライブ でヒットする小説を対象とする
ただし以下に該当するものは読まないものとする

  1. R-18、R-18Gおよびそれに類するSS
  2. キャプションで自ら鬱展開・NTR展開・不快注意と書いているSS
  3. 男体化SS
  4. オメガバースSS
  5. ちかりこ
  6. のぞえり(一部除く)
  7. にこまき(一部除く)
  8. 【思わず頭を抱えてしまう】クロスオーバー
  9. ホラーSS
番外として、ラブライブ×特撮SSは決して苦手なわけではないが数が余りに多すぎて手が出せないため除外する
1~8まではそれなりにそれなりの個人的な理由があるが、9だけは単に私が怖がりなだけである


・早速感想を纏めてみる

https://twitter.com/i/moments/899980770378305537

Twitterのモーメントにまとめてみたのだが、実に読みづらい気もするのでもうちょっと整備しようと思っている

というかもっといい方法がありそうな気もする
なんせ140文字しか書けないんだからどうしようもないっちゃない
短すぎて面倒くさいったりゃありゃせん、短い中に纏めろという事か
しかしTwitterに出さないと作者さんのエゴサに引っかからないし、じゃあPixivに直接投げろと言われたらこんな感想を直球で投げた日にゃ作者の創作意欲を1つ2つへし折りかねない

感想サイトのフォームみたいなものをパクってしまうのもありなんだが、そんなに書くこと無いSSもあったりするんでまっちまちになりますわなぁ…



・感想を纏めてみる(仮案)

上記のモーメントのSSの感想を以下にもうちょい綺麗に纏められるか考えてみる


タイトル:(例)
リンク:(例)
作者:(例)
ジャンル:(例)
感想:
(例)


これだといつもの同人誌感想スタイルと一緒なんだが、いかんせんやっぱ読みづらいよね
何より自分のSSないかな~と思って検索してきた人が全くヒットしづらくてしゃーないわけですわ、そんな奴がいるかは知らないが

だからといって、そのために1pずつblogを割くわけには行かないわけである
Wiki形式の方がよいのだろうか…?
つってもテーブルみたいなの作るのめんどくさいし知識はないし、いいものだけをピックアップすべきなのかなぁ、と思ったりも
そもそもそんなに気力が続くのかこれ


感想.ioみたいなののPixivバージョンを求めたいところだ
え、Pixivのコメント欄でいいって?
それだと対象作品の下に地続きになって余りよくないと思うんですよね…!
(感想.ioがまともに機能してるとは言っていない)

どっちかというと個人的な形式を定めたいので上記のパターンは余り意味が無いのかもしれない


・感想追記

上記Twitterでは述べきれなかった感想や意見を一応追加しておく



花丸ルビィ「映画館でライブを見よう!」| さんにゅ
https://t.co/RBP42b6GVI

 別に何を思ってこれを書いたのかなどというのはどうでもよいことだが、何を思ってこれを書いたのだろう?
 確かに創作は自由だし何をどう書いて発表しようとも問題は無い、しかし何を書きたかったのか分からないというものほどよく分からないものは無い、花丸ルビィに喋らせたかっただけなのかも知れないが…


まぁ、きっと理由なんてそんなもん | ヒナ
https://t.co/TQ5Gt4Or3d

 逆にほのえりが喧嘩を覚えてるのは、ほのえりがそういう関係性だからだという話なんだろう
 二人の関係性が二人の関係や習慣を決めるはずだ
 だからまあそんなもんなのである


無題 | 鯵誕
https://t.co/ZDR7Z2Qsdd

 とはいえ、文章としては凄いし作品としても凄いんだが、内容としては素敵なものとはあまり言いがたいのであった
 別に内容が気に食う気に食わないにかかわらずいい作品というものはある
 本作の何が良いかというとツイッター上でははぐらかしてあるが、つまり花丸が「信頼できない語り手」であるということ、そしてそれを作中に上げている作品群が示しているということである(カズオ・イシグロ
 ということは事実は恐らく花丸が思っているようなものではないことになり…うーん、ってわけです、他の上げられている作品も恐らくなんらかの仄めかしなんだとは思う
 花丸が読書好きだという事を作品そのものに絡めてきた力作にして怪作、というわけ
 言うほど怪ではない? しかしこのレベルの作品がどれだけあるもんかね?
 でも私は村上春樹という人物もそうだが作品の香りそのものが苦手なのでどうにもこうにもというわけだ、すまない…
 そういう好き嫌いを超えたところから見たときに作者の力量というものに素直に感心するものである

 勿論Pixivの★に反映されるものではない、読めばある程度皆理解すると思うが最後まで読みきる人間がどんだけいるかっちゅー話
 そもそもこの理解も間違っているかもしれないのだけど


研究員Sの可視化 | 歩
https://t.co/k9C0aQydJN

 大学の事務関係の雰囲気がとても現れてて凄かったです
 研究概要説明とか、シンポジウムの案内書とか、HPとか、要覧とか、図書館とか、コピー機の故障とか…
 ES=えり・そのだ、だと少し安直かな? でも何かこう妄想してしまうなぁ
 本人がえりうみタグをつけていないのにタグをつけるのは無粋なのでつけなかったが、もっといっぱいの人が読めばいいのに…と思ったのだった
 なんせ読む人が少ないと評価されないんだから!
 えりうみSS書き勢はまあ読んでるんだろうけどさ
 後、折角なので時間があれば氏の他のSSも読み直したいと思います


サマーライン | むらた
https://t.co/eoKtDD89kk

 別にこの期間中に読んだわけではないのだが実にいい作品なのでみんなに読んで欲しかった
 というか作者が上手いってこと
 作者はラブライブSS勢というわけではないので恐らく認知されてない、その点が痛すぎて全く読まれていない…閲覧数が物語っている
 少しだけ悔しいのであった


続きは花火の後で | 桜羽悠陽
https://t.co/gh1E34uJly

 Twitter上ではそこまで褒めてないように受け止められかねないが、結構高評価なのである
 タイトルでオチをしっかり回収してるし、それ以前に締め方がとても綺麗なのだ、まるで花火のようではないか
 その点がとても素晴らしかったのでまあ軽く読んでみてはいかがかとお薦めしたい
 後、DSでSSを書いてることを尊敬(あるいは驚き)する、今後はどうなされるんだろうか…(何か公開をブログにするかもとのこと)


抹茶と苺の甘い味 | くらっぷ
https://t.co/gfYfpiZERc

 そもそも存在の少ないダイりこというものを見たのでテンションが上がってたのもあるが、ダイりこもありやん…と思わせてくれたのでよかったです
 というかキャプションで自分でも言ってますね、34件…むなしい


吸血鬼真姫ちゃんと小泉花陽 | アリマサ

 たとえ内容が酷くても、そんなのは別に作者の腕の問題であって作者の品格を下げるものではない
 「下手ですけど見てください」とキャプションで言っておきながら、タグに「感動」「泣ける」とか自分でつけるような人間の存在を認めたくないだけなんだ、面の皮が厚いならキャプションもそう言え!
 
 と憤慨してたんだけど、まあしょうがないよね…
 例えばオリジナルSSを売り出したいならちょっとは宣伝の手法というものも必要になるので確かに色々小細工を弄せざるを得なくなるかもしれない…

 まあ大本のSSが
 いや、それでもそれなりに文字数は頑張ってたと思うよ?


お祭りなんて行ったことありません | toro
https://t.co/P6OMg4iEje

 某氏とちょっとこれについて話して、その後で追加したこと(というか某氏はほんとに申し訳ない、人のSSを表立って非難したくないという心境をこっちは汲んでいるにも関わらず無理やり言わせるようなことをしてしまった…)

 あの人の本命カプはダイマリかなダイで、よしまるとか書いてるの見た覚えがないから何かあんま書き慣れてないのかと思った、そこが全体的に影響してるのかなと
 割と大胆に話毎にキャラの方向付けする人でもあるので当たるときは当たるし外れは外れ
 後は、少し3組での雰囲気の違いを狙いすぎてよしまる部分がコメディ多目の配役になった可能性
 恐らく後者の方がありえそう、3年組に重点置きすぎた構成になってる感が伝わってきた、別にようりこ部分もええんやけどさ


善子とダイヤと赤点と | とりあ
https://t.co/r1l2Vh8Rqk

 別に恋愛関係に発展するかどうかがよい百合SSとは限らない(そもそもCPとは百合、恋愛とは限らないのでは?)
 一人っこが姉に憧れるというのはありえるので説得力がありその点が良かったのである、曜は果南やみとしまがいるからなぁ多分


早朝のお呼び出し | 玉森奏
https://t.co/gM9CpJfBxe

 「明言されてなくたって作中から読み取れる距離感というのをこっちが勝手に測れればそれは楽しいものなのだ」とTwitterで書いたのだが、そこらへんのポイントを如何に汲み取るかというのはやはり読み手の読書力にも関わってくるかもしれない

 まあ★の数とは関係ないんだけど…
 その前の作品(「麻痺した足」)の方が星が多いのは上げてからの期間のせいだけではないわけで…つまりタグで特定CP検索しかしない人の方が多いから閲覧数の数がそもそも違うって話だ
 どっちがいいかっていったらこっちの方がいい、まあ前作も十分楽しいんだけどさ!


【隣の温度】 | 水雪洞
https://t.co/aaFiTGs4gM

 SSまで書かれたら平伏すしかない
 別に中身がとても面白いわけではないが、その発想の温かみというのは絵柄同様文体にも現れているのではないか(本人の性格などは当然我々には分からんが)
 そこに惹かれるものである(イラストでね!


恥ずかしさなんて吹っ飛ばしちゃえ! | ねぎしそ
https://t.co/AGbITUKahP

 ねぎしそ先生は私とお喋りくださる大変心の広いお方なので感想でも大変贔屓している、わけではない
 
 単純に話に納得いくかってことをツイッターでも書いてるけど、シーンストーリーに説得力が強いことはやっぱり重要だと思う
 そのシーンがなぜあるの? といわれたときに作中でやはり存在感や理由というものがあってほしいわけである
 そこが上手くいってる作品は素敵だし、上手くいってなければたとえ知り合いの作品だろうがトミーガンも私も容赦しない(ただしTL上では言葉は濁すかもしれない(言葉を濁した場合このような場所で書いている可能性はある


愛の停泊 | 靄しんす
https://t.co/AsYlWnVHmE

 ふっつーにいいので皆読んでね


夢の続きを見て欲しい | yp
https://t.co/ENLFUha4HN

 ことりのキャラ付けはともかく、絵里も少々微妙なところもあったのだが、ラストの展開と表現がとても優秀だったため評価を上げた
 やはり終わりよければ全てよしということなのである…!!


ラブソングがうたえない | yp
https://t.co/BC83rDe6hG

 こういう切ないのもありや
 秀ではないが逸、というのは他と比べて秀でるわけではないが普通というには逸しているという意味(今作った)


ソイラテ | べ&こ
https://t.co/kOdjXwQF4s

 私はこういう一発勝負結構好きですよ
 逆に一発勝負SS選手権とか開くべきだと思う、皆参加しやすいしな!



・感想した感想


めっちゃ疲れる、これ身が持たない
何より自分のものがかけないわこれ

またやるかは今後次第です